店舗やオフィスへのデジタルサイネージ導入を検討中、あるいはすでに導入したものの「電気代がどれくらいかかるのか」と気になっていませんか?
多くの経営者や施設管理担当者にとって、導入コストだけでなく、継続的にかかる運用コストも重要な検討ポイントとなります。
この記事では、デジタルサイネージの電気代の目安を画面サイズ別、ディスプレイタイプ別に具体的な数字でご紹介します。
さらに、電気代を抑えながら効果的に運用するための実践的なコツをお伝えします。
デジタルサイネージの1ヶ月あたりの電気代はいくら?

デジタルサイネージの電気代は、機器の種類やサイズ、使用時間によって大きく変動します。一般的な42インチ液晶ディスプレイの場合、1日8時間稼働で月間約600〜1,200円程度が目安となるでしょう。
電気代は電力会社の契約プランや季節によっても変わりますので、導入時には実際の運用条件を考慮した試算が重要です。
以下では画面サイズ別や液晶・LEDの比較など、より詳しい電気代の目安をご紹介します。
画面サイズ別の電気代目安
小型(24〜32インチ)のデジタルサイネージであれば、1日8時間稼働で月間約300〜500円程度の電気代で済みます。
中型(40〜55インチ)になると月間約800〜1,500円程度に上昇し、大型(65〜85インチ)の場合は月間約2,000〜4,000円、超大型(100インチ以上)のデジタルサイネージになると月間1万円を超えることもあります。
特に注意したいのは、面積が2倍になると、消費電力が単純に2倍になるわけではないという点です。画面サイズが大きくなるほど単位面積あたりの電気代は効率的になる傾向があります。
液晶とLEDの電気代比較
一般的に、液晶ディスプレイは1㎡あたり約300〜500Wの消費電力があるのに対し、LEDディスプレイは同サイズで約600〜1,000Wと高めです。
例えば55インチの場合、液晶なら月間約1,000円程度、LEDなら約1,800円前後になることも珍しくありません。
ただし、LEDディスプレイは高輝度で屋外での視認性に優れているため、用途に応じた選択が必要になるでしょう。
設置環境・使用時間による電気代の変動
デジタルサイネージの電気代は、設置環境や運用時間によって大きく変動します。特に屋外設置の場合、高温や直射日光に対応するために輝度を上げる必要があり、室内設置に比べて約30~50%電気代が高くなることがあります。
使用時間については、24時間稼働と営業時間のみの稼働では電気代に約3倍の差が生じます。
例えば、50インチのデジタルサイネージ(消費電力150W)を営業時間の8時間のみ稼働させる場合の月間電気代は約970円ですが、24時間稼働させると約2,900円にまで膨らみます。
特に深夜の人通りが少ない時間帯は広告効果も限定的なため、タイマー設定による電源管理が有効です。
デジタルサイネージの電気代を抑える4つの設定方法

デジタルサイネージの電気代は適切な設定と運用方法によって大幅に削減できます。明るさ調整やコンテンツ表示の工夫、最新の省エネ技術の活用、そして電源管理機能の設定という4つのポイントを押さえることが重要です。
1.明るさ設定の最適化
デジタルサイネージの省エネ運用において、効果的な方法の一つが明るさ調整です。画面の明るさを適切に設定するだけで、消費電力を最大40%も削減できることがあるのです。
工場出荷時の設定は最大輝度に近い状態になっていることが多く、実際の設置環境では明るさを下げても十分に視認できる場合がほとんどです。
デジタルサイネージの消費電力は画面の明るさに比例するため、輝度を下げることで直接的に電気代削減につながります。
2.コンテンツ表示の工夫(白背景・動画の制限)
白色やブライト系の背景色は、ディスプレイの消費電力を最大40%も増加させることがあるため、暗めの背景色を選ぶことが省エネのポイントです。
液晶ディスプレイは黒い部分ではバックライトを遮断するだけなのに対し、白い部分では最大限の明るさを必要とするため、電力消費が増大します。
特にLEDディスプレイでは、明るい色を表示するほど多くのLEDが点灯し、消費電力が上がる仕組みになっています。
3.最新の省エネ技術を活用する
最新の省エネ技術を取り入れた製品は、従来モデルと比較して電力消費量が少なくなっているケースがあります。
最新の省エネ技術としては、有機EL(OLED)や量子ドット技術があげられます。特にOLEDディスプレイは、表示している部分だけが発光する仕組みのため、暗いシーンの多いコンテンツでは消費電力を抑えられるメリットがあります。
また、バックライト制御技術の進化により、画面の一部だけを明るくする「部分駆動」や「ローカルディミング」機能を搭載した製品も増えてきました。
4.スリープモードと自動電源オフの設定
スリープモードと自動電源オフ機能を活用することで、電気代を削減できる可能性があります。特に人通りの少ない深夜や閉店後の時間帯は、サイネージを動作させる必要性が低いケースが多いでしょう。
スリープモードは画面表示を停止しつつも、すぐに復帰できる待機状態を維持します。通常稼働時の消費電力が150Wの機器なら、スリープモード時は5W程度まで下がり、大幅な節電になります。
一方、自動電源オフ機能は完全に電源を切るため、さらに電気代を抑えられますが、起動に時間がかかる点がデメリットです。
まとめ
デジタルサイネージは液晶よりもLEDの方が省エネ性に優れており、設置環境や使用時間帯によっても電気代は変動します。毎月のランニングコストを考慮した上で導入・運用計画を立てることが大切です。
デジタルサイネージは店舗や施設の魅力を高める効果的なツールですが、電気代という運用コストを意識した設定と運用が重要です。
この記事で紹介した省エネのコツを実践することで、効果的な情報発信を維持しながらも、電気代を適切に管理できるはずです。
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