デジタルサイネージというと、予め設定した画像や動画を決められた順番やスケジュールで表示するだけの機器だと思っている方が多いのではないでしょうか。

一昔前のデジタルサイネージは確かにそういった側面が強かったのですが、最近のデジタル技術の進化に伴ってIoTを活用したデジタルサイネージが日々登場しているのです。

本記事では、次世代型のデジタルサイネージの具体例や活用方法をご紹介します。

次世代のデジタルサイネージを活用することで、従来のデジタルサイネージよりも高い効果を発揮できるので、広告や集客効果に悩んでいる企業様はぜひ積極的に活用していきましょう。

次世代型のデジタルサイネージとは

次世代型のデジタルサイネージとは、主に以下のような技術を活用した最新のデジタルサイネージです。

  • AI
  • 音声認識
  • 画像認識
  • タッチパネル

従来の「映像を一方的に流すだけの表示機器」とは異なり、上記のような先端技術を活用して、ユーザーとの双方向コミュニケーションを可能にしたインタラクティブな情報端末とも言えるでしょう。

たとえば、AIが通行人の属性や表情を分析し、それに応じた広告や案内をリアルタイムで表示することで、高い訴求力とパーソナライズされた体験を提供できます。

また、音声で話しかけると返答してくれたり、タッチ操作で必要な情報を絞り込めたりするなど、使いやすさと情報伝達力の両立が魅力です。

こうしたインタラクティブ性により、ユーザーの目に留まりやすく、広告効果や案内機能の面でも従来型と比較して格段に高いパフォーマンスを発揮します。

現在では施設案内、観光、商業施設など、あらゆる場面で活用が広がっています。

IoTを活用した次世代型デジタルサイネージの事例

具体的な次世代型デジタルサイネージの事例として2つご紹介します。

空港・駅での多言語インタラクティブサイネージの事例

成田国際空港で導入されたインタラクティブデジタルサイネージは、訪日外国人の増加に対応した次世代型案内システムです。

AIによる音声認識と言語自動判断により、ユーザーの発話から意図を分析し、適切な情報を日本語だけでなく英語や中国語などの多言語で提供してくれます。

また、画面タッチや音声入力、テレビ電話機能も備えており、スタッフと通話しながら道案内やガイドを受けることも可能です。

空港や駅といった、多種多様な利用者の属性や時間帯に応じた情報を提供することで、空港や駅での快適な移動をサポートしています。

参考:https://www-hitachi-co-jp.itdweb.ext.hitachi.co.jp/products/it/society/product_solution/mobility/catalog/260_interactive_signage.pdf

立体AIキャラクターデジタルサイネージの事例

「inforoid(インフォロイド)」は、等身大キャラクターとの音声対話が可能なAI搭載デジタルサイネージです。

大型透過ディスプレイを採用し、施設案内や天気、周辺情報などを自然な会話でAIアバターが提供してくれます。

「踊って」と呼びかければキャラクターがダンスするなど、情報提供にエンタメ性を融合し、アニメ風の親しみやすい外見で地域活性化や施設への誘客にも貢献してくれます。

参考:https://www.ejworks.com/solution/detail.html?article_id=49

まとめ

次世代型デジタルサイネージは、AIや音声認識、画像認識、IoT技術を活用し、ユーザーと双方
向でやり取りできるインタラクティブな情報端末
です。

空港では多言語対応の案内サイネージが導入され、観光客に適切な情報をリアルタイムで提供してくれます。

さらに、等身大キャラクターと会話できる「インフォロイド」など、エンタメ性と実用性を両立した事例も登場しています。

従来のデジタルサイネージの活用に悩んでいる企業様はぜひ、最新のデジタルサイネージの導入を検討してみてはいかがでしょうか

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