LEDサイネージの中で、
「LEDモジュールの隙間を開けて配置することで、その透過性を保っているビジョン」を
透明型、透過型、透光型、メッシュ型、シースルー型、ブラインド型ビジョンなど様々な呼び方をしています。
本記事では透明LEDビジョンと呼び名を統一して、その特徴について説明します。
特徴
透明LEDビジョンは基本、ライン型、または格子型のLEDモジュールの間隔、配置によって透過率が変わります。現在は透過率50−75%が主流です。最近では透過率90%という、かなり透明に近いものも見られます。物にもよりますが 通常、電源オフ、またはコンテンツオフ時、そして発光しないビジョンの裏側部分はブラインドのような見た目になります。
背景を透過するため、場所を広く見せたい設計に採用されやすいビジョンです。透過していることで大型のLEDビジョンの設置による空間への圧迫感を抑えることができます。
ビルやモールへの設置が多く、モジュールの隙間から背景を見ることができます。
また、透過性を最大限に利用するため、窓側への設置を行うことが非常に多いです。外からの採光を邪魔することなくコンテンツを流せるのは魅力的です。LEDビジョンの透過率により、外からの採光量も変化します。
透明LEDビジョンのメリット
透明ビジョンの姿が目をひく
通常のビジョンよりも透明である特殊性が思わず目をひきます。
透明ビジョンと背景の合わせ技で訴求を高められる
ショーウィンドウへの設置では、透明ビジョンから除く部分に商品を設置し映像を程よくオンオフさせることで商品を魅せる、といったコンテンツの使い方もできます。透明LEDビジョン未投入よりも、キャッチーなディスプレイが作成可能です。
LEDの輝度の高さから、距離が離れていても目立つのも利点です。
窓際を有効活用できる/採光を確保できる
窓を完全に塞ぐことがないため、採光が確保できます。透過度の高いビジョンによっては、外の様子を見ることもできます。電源オフ、コンテンツを流さない時、そしてビジョン裏側の見た目はブラインド風。直接窓から強い光が入るのを防ぐ役割も果たします。
LEDビジョンを設置しても空間に解放感が出る
空間も完全に塞ぐことがないため、閉塞感がありません。透明LEDビジョン越しに背景が見えるため、奥行きが生まれ、空間自体の広さを無駄にせず演出することができます。
透明LEDビジョンのデメリット
太陽光に負けない輝度が必要
窓際などに飾る場合、外に向けて宣伝することになります。ビジョンの大きさにもよりますが、一般的には屋内用よりも屋外用の方が、電気代は約1.5倍ほど高くなる、と言われています。
ただ、室内設置の場合、屋外用のように強い防水性、防砂性は必要がないため、その分ビジョン自体の価格が抑えられます。
LEDモジュール間に隙間があるので一般的には解像度が低い
透明LEDビジョンは、LEDモジュール間の隙間によって透過性を出しています。そのため通常のLEDビジョンよりLEDの密度が低くなります。同じ大きさのビジョンでも、透明ビジョンの方が解像度が下がるので、細かい文字や画像などの再現ができないことがあります。現在は高解像度の透明LEDビジョンも販売されていますので、表現したいコンテンツに合わせた解像度にも注目する必要があります。
デジ彩NAVI運営会社、ギガテックでも高解像度透明LEDをお取り扱いしています。
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