大きいものから小さいものまで、幅広い用途でLEDサイネージが使われるようになりました。

導入を検討・見積もりをお願いしてみたいけれど、予め用意しておいた方がいい情報ってなんだろう。

そんな人のために押さえておきたいポイント7項目をピックアップしました。

①製品の種類

LEDサイネージはノーマルなパネル型からメッシュタイプや透明フィルムタイプなど、幅広い種類があります。

まずはどういったタイプを設置したいのかを押さえましょう。

②全体のサイズ

導入したいサイネージの大きさです。約○mくらいなど、ざっくりした感覚でもいいので、サイズ感を捉えておきましょう。もしすでに設置イメージ図がある場合は、設置イメージ図を見せての相談が1番確実です。

③視認距離・ピッチ

ポイント③以降は全てどういうところにサイネージを設置するかが関わってきます。

視認距離は、LEDサイネージからそのサイネージ視認する人までの距離です。店先に置いて23m先の通りすがりの人を対象にするか、ビル壁面に設置して何mも離れた場所にいる人を対象にするかで、用意するLEDビジョンのピッチが変わってきます。

どういう場所に設置して、そのサイネージを見せたい対象者との距離はどのくらいかを把握しておきましょう。

ピッチはサイネージ上のLEDチップの中心からその隣り合ったLEDチップの中心までの距離のことです。

ピッチ(mm)は適正視認距離(m÷1.16で計算できます

例えば視認距離が4mの場合4÷1.16=3.44なのでピッチ3.4ほどのLEDパネルがその場所の放映に向いていることになります。

④解像度

ポイント②本体のサイズと③ピッチサイズが決まると、自ずと決まってくるのが解像度です。

もしすでに流したい映像の解像度がある場合は逆に解像度からサイズとピッチを決めることもあります。

⑤輝度

室内か屋外どちらに設置するかで必要な画面の明るさ、すなわち輝度が変わります。

室内では1000cd(カンデラ)から3000cdほどあれば十分でしょう。屋外になると、日光に負けない明るさが必要になるため、5000cd以上が目安です。同じ理由で路面店など、屋外に向けるものは屋外用を通常選びます。窓などに設置し、日光などを透過するメッシュサイネージも5000cd以上の輝度が必要になります。

⑥使用環境

屋外製品は雨風、塵に晒されるため、防水、防塵加工が必須です。また気温の上下なども予測されるため、高温低温の状況下でも稼働できるかもポイントになります。たとえ室内の使用でも、工場など使用環境の状況が過酷であることが予想される場合は屋外用の選択が無難です。

国際的な防水・防塵規格の保護等級にIPInternational Protection)コードがあります。IPの後の数字の数字で防水、防塵の度合いが表現されており、屋外用のLEDパネルだとIP65以上のものが一般的です。

⑦メンテナンス方法

設置後、不具合があった際にパネルの前面と後面、どちらから調整・修理するかを把握する必要があります。それによって、対応するパネルが変わってきます。

 

初めてLEDサイネージの導入を考える場合、自分だけでサイネージを選択することは厳しいと思います。デジ彩NAVIでもLEDサイネージのご相談を受け付けておりますので、気軽にご連絡ください。

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